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いのちの授業講師育成プログラム 取材レポート(前編)

 

■「いのちの授業」とは

聖路加国際病院の院長を務める日野原重明先生が行っている、小学校4年生(10歳)を対象とした授業です。日野原先生ご自身の10歳のときの体験から感じたいのちの大切さを同じ10歳の子供たちに伝えたい、そして「いのち」とは何かという問いに向き合ってほしい、として始められました。

 

2010年8月19日、都内の日本財団ビルにて「『いのちの授業』第一回講師育成プログラム」が開催されました。同研修プログラムは、日野原重明先生の「いのちの授業」普及活動を行っているエフ・フィールドが主催したものです。これまでは三重県を中心とした活動でしたが、「いのちの授業」を東京や全国に発展させるため、今回の研修プログラムを開催することとなりました。


開催にあたり、まずはエフ・フィールド代表成田久美子氏からの挨拶。「四年ほど前に日野原先生にお会いして、いのちの授業の素晴らしさを一人でも多くの子供たちやお母さま達に伝えたいと本日まで活動してきました」と活動開始当初を振り返り、「今後は今まで以上に多くの方々にいのちの授業を体験していただけるように、皆様のお力をお借りして頑張っていきたいと思います」と今後の抱負を語られました。

次に、特別講師である木村まさ子氏より「いのちというものに向き合う機会があまりにも少ない子供たちに先生のDVDを見て頂いたりお母さん達が携わったりすることで、もっともっと親近感を持って、いのちというものを近く感じて頂けると思います」と、授業を通して感じた子供達の反応を交えて、活動についてお話いただきました。


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「最初は二人だけで始めた活動でしたが、 ここまで大きくなることができました」と 振り返る成田氏。

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「皆様と目に見えない絆で、全国に広まっていくことを夢見ています」と語る木村氏。


ソフトパーク理事長・山本健夫氏、副理事長・織田善行氏から「これから東京および全国展開するにあたっての意気込み」が語られました。

 

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山本氏は「これはまさに私達の目指す心の有り様と一緒であります」と、早くも活動に手応えを感じている様子。

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織田氏も「皆様で一緒にやっていきましょう」と今後の抱負を語られた。

 

続いて、参加者それぞれから一言ずつ自己紹介。30名以上の方々がこの運動に取り組む「きっかけと思い」を述べられました。

 

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こうして始まった同研修プログラム。ここからは成田氏の進行で「いのちの授業」指導
案に則りながら、DVD上映→聴診器タイム→日野原先生からのメッセージという実際の進行に沿って説明がされます。

 

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実際の授業の様子をプロジェクターで紹介。

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日野原先生の授業を録画したDVDが上映される。

 

まずは、日野原先生の授業風景を録画したDVDの上映。子供たちに授業をする日野原先生の映像を見る参加者の皆さんの表情は真剣そのもの。10歳のときの体験談や日野原先生のいのちに対するメッセージが凝縮されたこのDVDは、17分という短い時間の中で子供たちに先生の想いを伝えるのに十分なものとなっています。

 

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日野原先生が10歳の時に体験した、祖母の死が語られる。

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いのちの授業を体験する参加者達。

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「本当に大切なものは見ることができない」という星の王子様の一節から、いのちの大切さが伝えられる。

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限りある時間=いのちを他人のために使えるように、というもうひとつのメッセージ。

 

次はエフ・フィールド講師の水谷氏による、聴診器タイムの説明となります。実際に参加者にも聴診器が配られ、子供たちと同じように各々自分の心音を聞いていました。


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うさぎの鼓動は速く、ゾウの鼓動はゆっくり。 では人間の鼓動は?

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内臓の位置が書かれたTシャツを用いて、子供たちに心臓の位置を教える。

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心音は小さくて、聴診器でもとても聞こえにくい。参加者も真剣に聞き入る。

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心音を聞く子供たちの反応は、実に嬉しそうだったり驚いたりとさまざまだとのこと。

 

そして、授業の最後として日野原先生からの5つのメッセージが読まれました。そのメッセージとは、『1.自分が持っている「いのち」を大切にしてほしい、2.家族やお友達のことも大切にしてほしい、3.その大切な「いのち」は「時間」です、4.人のために自分の大切な時間を使う人になってほしい、5.「ゆるす」ということを知ってほしい』というもの。日野原先生がいのちというものをどのように考えていらっしゃるか、それが切実なまでに伝わってきます。

 

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日野原先生からの5つのメッセージ。

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いのちについての詞が朗読される。

「いのちの授業」講師育成プログラム/8月19日(木)

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